今回は、全くの不動産未経験の方向けに記載しましたので、不動産経験のある方は飛ばしていただいて構いません。Linkageは現在、不動産経験者の方を対象としておりますが、将来的には未経験の方を2029年にエージェントとしてお迎えした時のために記載しました。
さて、現在、サッカーのワールドカップが開催されていますね。本格的な事業をスタートさせる前で、比較的スケジュールを調整しやすい時期ということもあり、私もまあまあの試合数を観戦しています。
観ていると改めて感じるのは、サッカーが足を使う激しいスポーツであるがゆえに「ケガはつきもの」だということです。それでもメッシやモドリッチ、クリスティアーノ・ロナウド、そして長友選手のように、40歳前後であれほどのパフォーマンスを維持している選手たちを見ると、本当に驚異的だとしか言いようがありません。
彼らがここまで到達できた背景には、間違いなく幼少期からの膨大な練習の蓄積があるはずです。動きの一つ一つに無駄がなく、ケガを避けるための「転び方」や身体の使い方までが無意識レベルで身についているのでしょう。
特にメッシの、オフサイドにならない絶妙なタイミングでの飛び出しは天才的です。動作に無駄が一切ないその姿は、私が好きな野球の落合選手を思い出させます。超一流の領域に達すると、動きが研ぎ澄まされ、いとも簡単にプレーしているように見える。完全に脱力し、どこにも余計な力が入っていないあの姿を見ると、本当に”美しい”の一言です。
以前、『GRIT(やり抜く力)』という本を読んだことがあります。そこには「どの分野であれ、世界トップクラスのエキスパートになるには約10年、あるいは10,000時間の練習が必要である」と解説されていました。メッシ級の選手は3歳くらいからサッカーを始めていることを考えると、才能はもちろん、どの位しているのかは分からないぐらい、物凄い練習時間をプロになるまでに費やしているはずです。
……と、ここまで長々と語ってきましたが、実はこの「10,000時間」という考え方、私たちの不動産ビジネスには当てはまりません(笑)。
例えば、不動産の基本である宅建資格。取得に必要な勉強時間は一般的に最低300時間と言われています。私自身は55歳で宅建を取得しましたが、実際には約750時間ほど勉強しました。50代の合格率が約14%と低めであることを踏まえ、さらに平均点より5点上の点数を取れた実体験から考えると、この年齢でも500〜700時間を見込めば合格点レベルには到達できると思います。
では、まったくの素人が「不動産売買の契約を1件取れるようになるまで」には、どれくらいの時間が必要か?色々調べてみると「1,000時間くらいはかかる」と考えて取り組んだ方がよいかと思っています。
もちろん、REMAXには優れた映像コンテンツが用意されているため、学びの効率化は可能です。しかし、学習と営業を同時にこなし、実務に落とし込むための時間投資は避けられません。
実は、一般的な不動産会社にフルタイムで入社した未経験者が、初契約を取るまでには「平均して半年ほど」かかると言われています。1日8時間、月に20日稼働したとすると、半年で約960時間。つまり、働き方に関わらず『約1,000時間』というのが、不動産営業の基礎を構築し、初契約の成果を刈り取るまでに必要な絶対的な時間量なのです。
実際に、まったくの初心者が最初の結果を出すまでに営業で1年ほどかかったというトップエージェントの話を聞いたことがあります。その方はシングルマザーで仕事を掛け持ちされていたそうなので、仮に1日4時間程度の取り組みだったとしても約1,040時間です。フルタイムの半年も、兼業の1年も、必要な時間は同じ。こうした実例や業界の平均を見ても、「1,000時間以上はかかる」というところが現実的だと感じます。
もちろん、ビギナーズラックで早々に契約が取れてしまう可能性もゼロではありません。よく3か月で知り合いから取れたと聞いたりしますが、しかし、それくらいの時間がかかるものだという「覚悟」を持てた方がモチベーションも下がらず、泥臭く汗をかく姿勢が何より大切だと思って行動をしていった方がいいと思います。
行動量と時間軸を明確にして逆算し、週ごとの学習時間や営業時間をスケジュール化すること。ロールプレイやケーススタディ、オフィスや本部からのフィードバックを得て、質の高い行動の反復を行うこと。小さな成功体験を段階的に積み上げていくこと。これらが必ず成果につながります。
REMAXの場合、ノルマもありませんのでじっくり取り組むことができ、しっかり地力をつけられます。平均して1,000時間なので、もしかしたら人によっては1,200時間かかったり、逆に短い場合もあるのかなと思います。ここでは『継続できる』ことが一番重要だと考えております。
そして、ここからが重要です。 実は、この最初の1,000時間を乗り越えれば、一生食べるのに困らないスキルが身につくということです。プロサッカー選手のような「10,000時間」は必要ありません。
さらに、次の案件を取るまでの時間は、段々短くなっていく循環に入ります。なぜかと言うと、最初の1,000時間の中で「種まき」をして色々な人たちと関係性を作っているからです。後は定期的に廻りながら、縁(円)を広げていく行動になります。
全くの素人の方であっても、時間の都合をつけて宅建の勉強時間に500時間、そして営業活動に1,000時間。 「合計1,500時間くらいかかる」と思って腹をくくってやり抜けば、一生モノの資格と営業スキルが手に入るのです。
そして、プロ級の特別な才能もいらないです。ごく普通に人とのコミュニケーションが取れて会話が成立すれば、いいと思います。人間ですので波長が合う、合わないというのも有りますし、コミュケーションも仕事が長くなると上手になっていきますので、気持ちに余裕を持って、継続することが大事だと思います。