実はREMAXでは、7月からGoogle Workspaceを導入しており、先日社内でAI講習が行われました。
講習ではさまざまなコンテンツについて学んだのですが、私自身、前職時代からMicrosoftのCopilotを使いながら仕事をしていましたし、今のオフィス(Linkage)を立ち上げるまでの間も、Geminiをかなり活用してホームページを作成していました。そのため、「AIの活用法はすでに習得している」という自負があったんです。
しかし……「今のAIはここまで出来るのか!」と、驚きの方が大きかったというのが本音です。 AIが登場してからの進化のスピードは、本当に物凄いものがありますね。
知識やスキルの「差」がなくなる時代
簡単に言うと、これまで武器になっていた「知識がある」「特定のスキルがある」といったアドバンテージが薄れ、素人の方と玄人の差が無くなってきているのが、AIの革命的なところだと感じています。
昔は、先輩に恐る恐る聞きに行って、「こんなことも分からないのか」と怒られたりしていたものですが、今ではそうしたこと自体が無くなってきました。 知識を得るための時間を大幅に短縮できるようになった今、私たち不動産業界でも「初心者とプロの壁」がどんどん無くなってきているというのが正直な感想です。
ただ、知識の差はなくなっても、「経験に基づいた知恵」や「現地での違和感に気づく嗅覚」などは、やはりプロならではのものです。この部分は初心者には簡単に真似できない領域であり、現場で培ってきた経験が明確に生かされる部分でもあります。
最新のAIツールを活用しつつ、現場での経験をどう融合させるか。このバランスを取ることがすごく大事だと思っています。 では、その「プロの目」をどうやって磨くのかというと、私個人の経験で言えば、これまで数多くの「古い物件」を扱ってきたことや古い物件を所有していることでどの部を見ればいいのか、自然と現場の状況や違和感を見抜く目が養われてきたように感じています。
不動産の仕事はAIに駆逐されるのか?
「じゃあ、この仕事はAIによって無くなってしまうの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそうはならないと考えています。
なぜなら、不動産売買の仕事は法律上「宅建士」が仲介することになっていますし、登記などの手続きも「司法書士」が行うことが義務付けられているからです。この部分は、AIがどんなに進化しても人間が担うべき大切な役割です。
また、どんなに技術が進んでも、不動産という人生の大きな決断において、お客様の不安を取り除き、感情に寄り添うことは人間にしかできない仕事だと思っています。
お客様に寄り添う時間を増やすために
日々の業務においては、AIが強力なサポートをしてくれるのは間違いありません。
- 資料の作成や、調査項目の漏れチェック
- 手書きのラフな間取り図から、きれいな図面の作成
こういった作業は、びっくりするくらい時間が短縮され、かつ正確に行えるようになっています。
私たちエージェントの立場からすると、AIの活用によって事務作業の手間が大幅に軽減されます。そして、その分「実際の営業活動」や「お客様に寄り添い、向き合う時間」を今まで以上に増やせるようになるのです。
これこそが、AIを取り入れる最大のメリットであり、これからの不動産営業の実情だと思っています。
