この指、とまれ

子どもの頃、友達と遊ぶときによく言っていた言葉があります。

「缶蹴りしたい人、この指とまれ!」

幼稚園から小学校低学年くらいの頃だったでしょうか。

私たちが子どもの頃は、スマートフォンはもちろん、ファミコンもまだありませんでした。

夏休みになると、近所の子どもたちが集まって、野球をしたり、かくれんぼをしたり。

誰かが「この指とまれ!」と言えば、そこから遊びが始まる。

懐かしいですね。

もっとも、いつでもみんなが集まってくれるわけではありません。

タイミングが悪かったり、誰もその遊びをしたくなかったりすると、差し出した指に誰もとまってくれない。

あれは子どもながらに、ちょっと寂しいものがありました(笑)。

今回、REMAX Linkageを立ち上げることになり、ふとそんな昔のことを思い出しました。

大人になって、また「この指とまれ」です。

これからエージェントの募集を始めるにあたり、どんな方に来ていただきたいのか、いろいろ考えました。

不動産の経験がある方がいいのか。

それとも、これから新しい仕事に挑戦したい方にも来ていただくのか。

条件を細かく決めれば、求める人物像ははっきりします。

でも、あまり条件を並べすぎると、興味を持ってくれた方まで遠ざけてしまうかもしれません。

なかなか難しいものですね。

そんなことを考えながら、ホームページの採用ページを何度も書き直してきました。

そして、考えているうちに、少し気持ちが整理されてきました。

最初から何でもできる人を集めたいわけではないんですよね。

これから自分の仕事をつくっていきたい人や、新しいことに挑戦してみたい人。

そんな方と、一緒にオフィスを育てていけたら面白いのではないか。

私自身、56歳になって初めて不動産会社を立ち上げるわけですから、まだまだ分からないこともあります。

それでも、自分がいいと思った働き方を、少しずつ形にしてみたい。

そんな思いを、採用ページにも込めてみました。

もちろん、どれだけの方に興味を持っていただけるかは分かりません。

子どもの頃と同じで、差し出した指に誰もとまってくれなかったら、ちょっと寂しいですね(笑)。

でも、最初から大勢でなくてもいいんです。

同じ方向を向いて、一緒に考えたり、困ったときには相談したりできる仲間が少しずつ増えていけば、それだけでもうれしいことです。

REMAX Linkageが、そんな人たちの集まる場所になったらいいなと思っています。

さて、今度の「この指とまれ」には、どんな方が来てくれるのでしょうか。

私自身、少し不安もありますが、それ以上に楽しみです。

齋藤 秀哉

Office Owner / 泉区将監出身。活動エリアも将監です。50代半ばからの挑戦。街の身近な相談役として、体が動く限り皆様に寄り添い続けます。

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